◆クモノイト◆ -3ページ目

<font color="800080">フゥ、フゥーーゥッ?!</font>

弁当配達で繁華街へと繰り出した時の事。


歩道でバイクを押してる最中、

40代後半のおっちゃん3人と、20代後半の女性1人のグループとすれ違った。

酔っ払ってる模様だったので、ぶつかったら面倒になると思い、やや遠めに間合いを取る。

しかし、おっちゃんの1人がこっちへ急接近。

対応フローチャート緊急作成。


パターンA

いちゃもん系

おっちゃん 「オイこらぁ!歩道バイクで走ってるんじゃねぇよ!」

正確にはバイクを押していたのでは無く、エンジンを止めて乗りながら足で漕いでいた。

緩い下り坂だったので、軽く漕ぐだけでも進んだのだ。

一応歩行者より少し早い程度で周囲に気を使ってはいたのだが、なにせ人の多い繁華街。

こういうケースは当然有り得るだろう。

この場合は相手が喋り終える前に、万遍の笑顔で、

「あ、すいませ~ん」

と一言素早く放ち軽く頭を下げ、

シートからサッと腰を下ろし、素早く押して駆け去る。

推定所要時間3妙。

酔っ払いオヤジのぼやきなんぞ二言も聞きたくねぇんだよ。


パターンB

質問系

実際はこのパターンが殆どだ。

95%はこっちだろう。

派手な服来たケバ目のオバサン二人組に、

「ねぇちょっとオニーさん!○○ってお店知らない?!」

とかわめきながら腕引っ張られて聞かれたりだとか、

すんげーキレイな外人のオネーさん(モデル級)に「○○マンションハドコデスカー?」

ってすんげーキュートな笑顔で聞かれた上に、

丁寧に教えたお礼にもうこれが更にキュート過ぎな笑顔で「テンキュー!」

なんて言われたり。

ってか「テンキュー!」反則!ピ、ピーーーーーッ!!

ずるいよテンキューって言うの!もう!

(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

何で「テ」?「サ」でしょフツー?!(ON)

もう、そのちょっと狙ってハズシてるんだか自然にそう発音しちゃってるだけなんだか分からんけどさぁ、

可愛過ぎなんですよソレ!

それが似合う人はそう居ないんですから!

レアですよ、レアポケモン。

まず外人限定だし。


この「テンキュー」を聴く為に配達やってると言っても過言じゃないですよもう。

チップ要りません、テンキュー下さい。

(*´Д`)/ヽァ/ヽァ


で、何だっけ?(w

あぁオッサンね。

そのオッサン、道や店を聞いてくるかと思いきや、

店は店なのだが、こんな店を聞いてきた。


オッサン 「ねーねーオニーさん、裸で踊ってる所知らない?」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

はいキター。

ええ知ってますとも、そういう所よく配達行きますから。

最初はああいう所コワかったけど、慣れると楽しいね。

すぐさま幾つかのリストを脳内作成。

するとオッサン一言追加。


「男の」


思わず言っちまったじゃねーかよ

「え?」

ってさ。結構マヌケな顔してたぜ俺。

くっそー。

それは想定の範囲外だなオッサンよ~。

俺頭悪いからさー、パターン外のアクションされるとフリーズしちまうんだよ、脳が。

復旧に時間かかるんだからさー、やめてくんないかなそういうのー。

男て。

男が裸で踊る所行くんですかオッサン達?

連れの女の子に「面白い所連れてってやんよ!」とでも豪語しましたか。

続けて、

オッサン 「男が裸で踊る所知らないか?」

とりあえず体勢を立て直しつつ、何とか応対。

俺 「お、男ですか?」(もう笑いを堪えられず超ニヤニヤ)

オッサン 「そう、男だよ男、男が裸で踊る所」(オッサンもニヤニヤ)

何回男って言ってんだよ。(w

俺 「いや~、女性が踊る所ならいくつか知ってるんですけどねぇ~・・・」(ニヤニヤ)

オッサン 「いや~、女はいいよぉ、男が踊る所知らない?」(ニヤ~リ)

俺 「いや~、男が裸で踊る所は・・・いや~知りませんねぇ」(ニヤニヤ)

と、後ろをチラッと見ると、連れの女の子がすんげー引き笑い。

釣られて周りのオッサン達も引き笑いしてた。

オイオイ、どんな絵だよコレ。(w

ってかこのオッサンHGか?

フゥーーーーーゥッ?!

よく見りゃそういう雰囲気あんなー。

顔近づけんな。

新宿行け。


いやぁ、あんなにニヤニヤしながら人と話したのは久し振りだよ。

貴重な経験を有難うございます。

新宿行け。


<font color="F8F8FF">カンフーデモ・・・らしい</font>

<font color="F8F8FF">面白いものを見た</font>

R246、青山三丁目交差点に差し掛かる手前、

渋谷から向かうと右側に、エイベックスの本社がある。

今日は凄い渋滞で、渋谷から青山一丁目交差点過ぎ辺りまで延々と渋滞だった。

バイクならまだいいのだが、車の方々は大変そうである。

一番左の車線をスイスイとすり抜けしてたら、丁度エイベックスの前に、右翼の街宣車が止まっていた。

登り側の一番右の車線で渋滞にハマってたのだが、

なにやらエイベックスに向かってスピーカーで話掛けている。

声から察するに、年は40~50くらいか?

右翼の演説というと大声で怒鳴り散らす様に話すというイメージを持つ事が多いと思うが、

彼はいたって普通に、落ち着いた口調で話していた。

それほどスピーカーのボリュームをバカでかくしてた訳では無かったので、

正確に全てを聞き取れ無かったのだが、

だいたい彼はこんな事を言っていた。


「え~松浦社長は、エイベックスを辞めなさい!」

何でだろ、気に食わないのか。(w


「松浦社長は覚醒剤を止めなさーい!」

あぁ、そんな噂は前からあるもんなぁ。

ってか音楽関係とかって多そうだもんね、ドラッグユーザー。

音楽関係に限らず、有名人は多いよね。

バーバリーのモデルをやってるケイト・モスも、

コカインだかをやろうとしてる所を写真撮られて、

バーバリーとか他の契約してる所から契約打ち切られたんだよね。

雑誌とかでスーパーモデルの過去とかを特集してたりすると、

結構ドラッグ使用歴が有ったとか無かったとかって書いてるもんなぁ。

拙者の好きなミラは無いみたいだけど・・・ホントかに~?


そして更に男は話し続ける。

「なんたらかんたら(よく聞き取れ無かった)・・・会社の為にも、松浦社長は辞めなさい!」

会社の為?

あぁ~、薬物使用で社長が捕まったりしたら、エイベックスの株価が下がるからか?(w

株主だったりしてな。


「青山の秘密の家で、覚醒剤を使うのを止めなさい」

プッ、バレてんじゃん。

秘密になって無いし。(w


あーなんかおもれぇぞこのオジさん。


そしてなんと今度は、松浦社長を気遣う様な発言を始める。

これもよく聞き取れ無かったのだが、健康や体の為、会社の為にも、

覚醒剤を止めるのです、みたいな事を言ったのだ。

ほぅ、攻撃するだけでは無いのだね。

こういう言い方は初めて聞くなぁと思い、もう少し集中して聞こうとしたら、

一言彼はこう言ったのだ。

「まぁ、がんばれよ」

応援ですか?!(w

ヘルメット内が唾液の霧で満たされましたよもう!

ピリピリと緊張しながらすり抜けしてたのですが、

なんかガクッーて力抜けました。

右翼の街宣聞いて噴いたの初めてですから。(w


こういうやり方の方がウケると思うね。特に日本のこれからを担う若年層には。

たまには軍歌じゃなくて流行のヒットチャート流してみるとか、

何かその時々の時事ネタとか社会的イベントに関する音楽を選ぶとかさ。

右翼的には不本意かもしれないが、クリスマスに渋谷のスクランブルで、

山下達郎のクリスマス・イヴとか流したら、一気に若年層の関心は広がるでしょうね。

交差点入るまではいつもの様に軍歌。

スクランブル通過中だけクリスマス・イヴ。

完璧。(w


他にもDJするとかさ。(スイッチON)

車はハイエースじゃなく、GMCの大型のバン。

ギラギラのメッキホール履いてて、

カラーはラメ入りのメタリックブラック。

サイドにデッかく金色で、愛国○○○党とか書いてあんの。

運転席と助手席のサイドガラスはスモーク入りなんだけど、

後部座席ののサイドガラスだけは透明。

で、なんと中でDJしてる人が見えるんですよ!

後部座席だけだからね、透明は。

これ大事、ここポイントなんだよ。

丸見えじゃダメ。

ちょっとだけ見えるってのが大事なんだよ。

信号待ちしてる時とかに、隣にギラッギラしたGMCのバンの右翼来たら見るだろ?

うわっ、何だアレ?って。

普通は中が見えない様になってる街宣車。

でも何故か後部座席だけまっ透明。

見るでしょ?

で見たら中でターンテーブル回してる人居たらどうするよ?

え?DJ?は?

ってなるよね。

もうね、見た人はね、95%ぐらいの確立で家帰ったらググりますね。(w

キーワード「右翼DJ」ってさ。

下手すりゃ2ちゃんでスレ立つかもな。(w

「今日、変な街宣車見ますた。」とかさ。

まぁそこであらかじめ作っておいたHPへ誘導し、

自分達の意見なり宣伝なりをすればいいんじゃない?

現代社会を生きる人々のほとんどは、ネットワークユーザーだろう。

都会を生きる人々なら尚更多いでしょ。

調べ物や情報収集に今やネットは必要不可欠になってきている。

人に話を聞かせるには、興味を引く事が大事だ。
興味を持たせ、自分達に好奇心を抱かせる。

興味を持った人は、ネットで調べ物をする。

そしてうまく誘導すれば、少なくとも「1回」は見せる事ができる。

この1か0かってのは随分と大きな違いだと思う。

結構右翼の方々ってマネー持ってたりするよね。

なんかベースがすげー高そうなバスの街宣車乗ってたりさ。

あの街宣車のスタイルってのは伝統なんだろうけども、

やっぱりこう右翼を会社として考えてみたりした場合、

費用対効果とか顧客層の新規開発だとかを考えて、

資金に余裕を持っているのなら、こういうスタイルの営業車を開発するってのも、

また新しい時代に対応した経営戦略の一つとして、

投資してみる価値はあるのではないだろうか。


どっかの外国の社会学者だか経済学者だか知らない人が、雑誌でこんな事を書いていた。

「日本の右翼はマーケティングが下手だ」

成る程、その通りですね。


<font color="F8F8FF">バッカスに感謝ピョル</font>

最近、気付いたら毎日飲む様になっていた。

といっても体質的にそんな強くは無いので、せいぜいZIMA1~2本。

梅酒やバーボンをお猪口で2~3杯クピクピやる事もある。

これで十分。


酒を飲み始めたきっかけは、最初に付き合った年上の彼女だった。

生まれて初めてバーなる所に連れてかれ、

おどおどしながらも、慣れない注文を済ませてみたりする。

しばらくして、店員が持ってきた2つのグラス。

一つはカシスオレンジ。

そしてもう一つは、マイヤーズ(ラムね)のロック。

店員はその2つのグラスを、俺と彼女の手元へと置こうとする。

ラムを俺の方へ。

そしてカシスオレンジを彼女の方へ。

まぁ当然だよな、そう思うよな。

でも実際は逆。

彼女は酒豪で強い酒大好き。当然ラム。

バー初体験の童貞小僧はカシスオレンジ。

ちょっと悔しいけどしょうがない。

経験値の差はね。年上なんだもん。

しかしそこで何をトチ狂ったか、俺は店員に一言

「逆です」

と。


なんで言うかな俺?

メッサカッコ悪いやん。

ってかすんげー馬鹿じゃん。


店員が去ってからこっそり換えればいいじゃんかさ!


気まずそうにしながらもちょっとニヤける女店員。

あぁ、もうダメだ俺・・・。


家帰ってから決心しましたよ、「男は飲めなきゃアカン!」と。

さっそく近所のマインマートで買いましたわ、ジムビームの黒。

もう毎日風呂上りにネットでエロ画像拾いながら飲んでみましたよ。

でもね、ビールも飲めない小僧にゃバーボンはキツいんですねコレがまた。

ってか何でバーボンなんだよ俺。

もう鼻つまんだり、飲んだ後にすぐオレンジジュース流し込んだりとかして、

なんとか無理矢理飲んでましたね。

お前そこまでして酒飲みたいんかと。

ビール1杯で体がマダラになる程ジンマシン出るのに。

負けず嫌いにも程があるよね。


でもね、それでも飲み続けてるとね、なんか見えてくるんだよね。

うまく気持ち良くなれる様にだんだんコントロール出来る様になってきて、

余裕こいてジムビームのCMのマネしたりしてね。

ウーロン茶飲んで「これはジム・ビームじゃないぜ?」

とか言ってみたり。深夜の3時くらいに。独りで。

アホか!


でもその彼女と別れてからは、安酒しか飲まないような連中と飲んでばかりになる。

当然安酒ばっかなので、気持ち悪いだけとか、吐いたりしてばかりになり、

段々飲むのが嫌になり、次第に酒から遠ざかっていった・・・。


しかしまた最近飲む様になる。

それはごく自然な流れというかなんというか。

いつの間にかそうなっていた。

これはよくある事だと思う。

一旦は別れてみるものの、どこかで再会を予感する事。

結局バーボンでアルコールには慣れたが、酒という物を本質的に愛する事はできなかった。

でもその何か決着の付いてないスッキリしない部分が常にココロの中を漂っていて、

時折俺を悩ませていたりした。って別にそんなに悩んでは無いけどね。

でもここ最近、本当に力を抜いて、自分らしく生きてるなぁという事に自信を持ち初めてからは、

勝ち負けなんぞどうでもよく、物事に対して自分なりの疲れない付き合い方をすればいいのだな、

と思える様になってきた。

そういう考えができる様になってきて、初めて酒という物と上手に付き合える様になった。


酒、つまりアルコールは精神と肉体に影響を及ぼす。

気持ちの良い酩酊感を味わいたいのならば、量のコントロールが不可欠だ。

人によって適量は全然違う。

多く飲む人を凄いと思うのは間違いである。

多く飲む人は、多く飲まないと酔えないのだ。

アルコールによる向精神作用に対する抵抗力が強いのか、

おそらく高性能な肝臓でもを装備してるのだろう。

それは損でも有り得でもある。

ビール1杯でフラフラになる人に比べ、泥酔するのに相当なアルコール量が必要になる。

強固な精神力や高性能肝臓は、精神衛生面や肉体の健康面では有利なのかもしれないが、

酔う為には大量の酒が必要となり、金が掛かる。

大酒飲みは金銭的には損なのだ。

金銭的、にはね。


快楽を得る為には労力が必要。

場合によっては費用もかかるだろう。

酒に弱いというのは、周りから見てマイナスになる要素(カッコ悪いだの飲みに誘われないだの)が多いが、

周りの事を考えず、自己中心的に考えれば、圧倒的にプラスになったりもする。

少ないアルコール量で素早く酩酊感を楽しむ事が出来る。

つまりリーズナブルかつクイックに快楽を得る事が出来るという事になる。

ローコストハイリターンとでもいうべきか。

ただ体質的に強く無いので、当然過剰摂取した時のリターンは激しいものに・・・。

飲み過ぎると必ずリバースするもんなぁ、俺。

適量のコントロールに気を使う必要が有るね。


何かに対してマイナスな要素がある時、全く違うベクトルでマイナス分に同等かそれ以上のプラスがある。

っていう何か宇宙の方程式というか真理みたいなのがちょびっと垣間見える感じですヨ。

これは人間にも言える事で、全てがプラスな人間なんぞ居ないのです。

まだ27年しか生きてませんが、全てがプラスな人など見た事ありませんもん。

イケメンに馬鹿多し、美女にタチワル多し、ってか。

キモメンに特殊スキル有りってのもあるなぁ。(w

なんか人ってのは、色んなパラメーターを持ってるんだけど、

それに割り振りできる大元の値とやらはそんなに変わらないんじゃないかなぁ?と。

努力という後天性の要因で、パラメーターを調整出来たりはするのだが、

努力したせいで失った事の方が、

努力して得た事よりも大きかったりする罠が張り巡らされてたりするので、

何でもやりゃいいってもんじゃないって言葉、ある意味真理の一つなのかなぁ?と思うのです。

自分に何が出来て、何が出来ないのかを自分の中で明確に出来た時、

初めて自分が進むべき最良の道というのが見えてくるのではないだろうか。

ただ、「様々な分析結果により、君は酪農が向いてるんだ。」なんて言われても、

いや、俺はコンピューターのエンジニアになりたいんだけど・・・と言われたらお終いなワケですよね。

つまり本来その人にとってベストであろう選択は、

今、その人にとってベストと思えるとは限らないのである。

大多数の人がそうだろう。

自分の中に眠る才能や能力を活かせず、一生を終える人が大半なのではないか。

あぁもったいない。

だが気付けたら幸せだ。

自分は好きな事をしてるだけなのに、それが周りに高く評価されたり、

場合によっちゃ金になったりもする。


んじゃどーすりゃ自分の中の能力を開花させられるんだよ?

って言われたら、「まぁ色々やってみんしゃい」としか言えんのだけどね。(w

自分の才能に気付くにはチャンスが必要。

それは周りの人や物事からの外因性の場合もあるし、

自分が起こした行動による場合もある。

またまた外因性と自己の行動とがミックスされる場合もあるね。

当然好みやら趣向とかもあるワケで、チャンスだけでもダメらしい。

ここら辺は複雑過ぎて上手く説明というか理解しきれてないのですが、

とりあえず、止まってるよか動いてる方がチャンスとやらに出会える確立は高くなる。

というのは事実でしょう。

ではどういう環境でどのような行動をすればいいか?

なんてのは千差万別、百人百色なので言及しないってか、

自分の事は自分で考えて下さい。

ただ、止まったらそこまで、というのも絶対的な事実だと確信してます。


もがいてもがいてもがき苦しんで死ぬのか、

もがいてもがいてもがいて救いの手が差し伸べられるのか。


それが分かるのは未来だけ。


嗚呼、この頭上に蜘蛛の糸が垂れるのはいつの日か・・・。










・・・ハイ、当たり前の事をくどくど解説しちゃう妄想終了~。

さっさと寝て仕事に備えねば。

金曜は忙しいからね。

<font color="F8F8FF">骸骨機械野郎</font>

前作 「セッション9」を観て、

拙者のお気に入り監督にランクインしたブラッド・アンダーソン監督の作品、

「マシニスト」



もうね、このクリスチャン・ベイルの痩せ方見るだけで価値あるよコレ。

まぁ痩せといえばまんまその名の通り「痩せゆく男」があるのだけれども、

あの主人公の痩せっぷり度を超えてますね。

アレもなかなかビックリしましたが、コレはやり過ぎだなと思った。

その非現実的な主人公の個性と、

当たり前の様に非現実を現実として映す監督の撮り方とが合い重なって、

それはそれはもう素敵なホラーサスペンスワールドへレッツトリッピンですよ?

儚さ漂う初秋の夜長にゃもってこいですわ。


また、怖いのだけどもちょっと切ない所もあったりして、

それがまた今の日本の季節感とか拙者の趣向に妙にマッチしたりで評価高。

こういう派手過ぎない、身近で地味なホラーサスペンスは身に染みます。



「身近な悪夢」


自分が撮るべきモノが何なのか、やっと解った様な気がする。


<font color="F8F8FF">似てるんだけど・・・</font>

明らかに違います。

(´д`)



「天国と地獄」

という海外のサイト。

陰属性の二対の画像が並ぶのだが、

その陰の中で更に陰か陽か?って事かな。

シュールな対比の美学は最高。

同じ様な事を同じ様な格好でしてるのに、

人が変わるだけでアラ不思議?!

天国からまっ逆さまに地獄へ~、と。

でも人によっては大多数が地獄だと言う所を、大声で「天国ッ!天国うッ!!」

とかガッツポーズして叫んじゃう、

俗に言う変態さんっていうカテゴリーの人達もいるから要注意なんだ。


人が皆違うのは当たり前。

否定は負けです。


友人が真性ロリコン野郎だと知っても、

「眺めとくだけにしとけよ」と言ってやれるのが友人ってもんかね。

逆に大人の女の良さを吹き込んだり、

色々知ってから選んでもいいんじゃないかな?
とか言って軌道修正を試みてはみるものの、

自分の事しか考えて無い連中ばかりなものだから、

結局は徒労に終わる始末。

まぁ他人の事考える暇あったら、脚本でも考えろって事かな。


おかげ様で「ま、お互い納得してれば何でもいいんじゃないの?」

がすっかり基本ルーチンに。


HEAVEN and HELL (R18+)

http://thiscouldbeheavenforeveryone666.blogspot.com/2005_08_01_thiscouldbeheavenforeveryone666_archive.html


このサイトは素敵過ぎなブログ、ザイーガで知りますた。

zaeega↓

http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/


<font color="F8F8FF">人は神になる</font>

AVATAR(アバター:権化)

神より力を与えられた者、神が宿りし者。

ヒンドゥー教由来の古い言葉だが、

現在ではネット上のバーチャルコミュニティやゲーム等で使う、

自分の分身を意味する言葉として主に使われている。



レイザーサンクションと名うっているが、オープニングで画面に現われるタイトルは、

「AVATAR」

ちなみにエンディングでもまた現われる。

配給があのアルバトロスだったもので、

まぁカワイイおねーさんドンパチB級SF物ぐらいにしか思ってなかったのですが、

これが実にナカナカ練られた秀作で、返却を延滞して2回も観てしまったのです。

ジェン・ホン・クオさんという方が監督なのですが、名前から察するに中国辺りの人でしょう。

なんと話の舞台はアジアなのです。

ヨーロッパでもアメリカでもなく。

近未来アジアンSFですよ?!

もうね、世界観からしてもうツボ。ブルズアイ。

東アジアのあの独特な喧騒というか雰囲気と、最新のハイテクがミックスされた世界観。

分かりやすくというか一言で言うと攻殻機動隊風味。

まぁあそこまで進んではいませんけどね。

電脳化や擬似空間体験、昆虫型スパイロボット、

94歳なのに見た目35歳くらいに出来るバイオテクノロジーぐらいかな?

サイボーグとかは出てこないね。武器も普通の実弾。

主人公の持つカスタムしたガバ?(S&Wかも)はイカス。

ってもう士郎正宗世界じゃんさコレ・・・。

まぁいいけどね。

でも逆にその進み過ぎてない地味なハイテクが親近感を持たせ、

同じアジア人という事も手伝ってか、妙にしっくりとすんなりと話の舞台に入り込めるのです。

おおまかな話は、巨大企業集合体がネットワークを牛耳り、社会を支配して云々・・・。

とまぁ割と定番なパターンなのですが、その社会の支配者達のキャラや、

ジュールスという名の人工生体(衣裳がグー)、

独自のネットワークで意思の共有ができる謎の反社会集団等、

実際に有り得るなぁ・・・と考えさせられてしまう要素がもの凄く多いのです。

こういう技術や研究って実際に今やってるよな~、とか。

リアリティがとても高いです。

そして何よりも東洋世界観ならではの精神世界的台詞の数々。

ってそんなに大袈裟では無いのですが、明らかに西とは違いますな。

こういう感性ってやっぱ日本人はしっくり来るよね。


頭だけでなく、体で意味を感じ取れる言葉。

って言うのかな?


絵の通り主役は白人の女性だったりするのですが、もう他のキャラや世界観に押されてますね。

登場人物の誰もが主人公でもいけそうというか。濃いです。

でも意図的に主人公を強く出さない様にしてるっぽくも感じられるので、

全体のバランスを重視して作ったのでしょうかね?

キャラより話。

SFというジャンルにおいて特にコレは鉄則だと思うのですがどうでしょう?


映画とはメッセージです。

それを観てその監督が何を伝えたいのかを感じます。

巨大なネットワークに依存した管理社会への警告?

果て無き欲望が行き着く先とは?

神とは・・・?

まぁ色々考えさせられる事が多かった本作ですが、

こういう「話」を観せれる監督さんは貴重だと思うので、

これからも良い作品を作ってもらいたいなぁ、と思う。


ってかアルバは宣伝下手過ぎ。

この映画はアクション映画じゃありません。

「ガタカ」や「ブレードランナー」の様な、

そう遠くない未来にこうなっちゃうかも系SFですよ?

それなりの科学的根拠とか高いリアリティで世界観を作り、

話で魅せる監督ですって。

SFサスペンスじゃんさ。

もうジャケが駄目。ダークエンジェルと間違えられるってばさ。

どう見てもアクション映画にしか見られないって。

渋く「AVATAR」でいいじゃんタイトルとか。

いかにもB級っぽいタイトルやめようよ。

モノトーンの渋いジャケに小さく赤で「AVATAR」とか入ってたらカッコイイのに・・・。

あー勿体無いなぁ、秀作なのに~。


CGがショボいのは低予算という事でご愛嬌。

「話」

を観て頂きたいですね、この作品は。


う~ん、久し振りに良いSF観た!

<font color="F8F8FF">欲張りさんは損をする</font>

9月20日(火)


二日酔いの為後場から参戦。

大変地合の良い相場だったのだが・・・。

またやっちまった。

(´д`)


シーマ 7638 JASDAQ
買 12:45 4,000株 ¥46
売 13:07 4,000株 ¥47

+¥4000


中外鉱業 1491 東証
買 13:37 1,000株 ¥107
売 13:43 600 株 ¥106

  13:44 400 株 ¥106

-¥1000


三菱電線工業 5804 東証
買 13:57 1,000株 ¥228
売 14:12 1,000株 ¥228

+-¥0


中外鉱業 1491 東証
買 14:47 1,000株 ¥121
売 14:58 1,000株 ¥115

-¥6000


計 -¥3000(手数料含まず)


トータル -¥16000


中外にやられた。東証なんぞ手ぇ出すもんじゃないね。

欲張らずにシーマで終わりにしときゃ良かったものを・・・。

あぁ、俺のバカバカバカ!

せっかくデイトレ野郎らしくシーマで初白星を飾ったのにさー。

なんとも後味の悪い終わり方だよなぁもう。

欲張ってはイケませんね。ハイ。


う~ん、シーマ粘れば¥51までイってたなぁ・・・。

って、欲張ってはイケませんて今自分に言い聞かせたばかりじゃないか俺!

(´д`)


これからの相場は過熱を抑える為に調整等は入るらしいが、

長期的に見ても上昇トレンドみたいですな。


しかしアレだね、わずか22分で4000円も稼ぐ事ってさ、なんか地味にスゴイよね。

利確した瞬間、ちょっと鳥肌立ったもん。

もっと資金のあるトレーダーの人達とかさ~、数分でン十万とかだぜ~?

まだまだそこには程遠いけど、なんか入り口が見えてきた様な気がするよ。

気のせいかもしれないけど。(w


低資金ハゲタカデイトレーダーに大事なのは勝率。

負けてはイカンのぢゃ。

<font color="F8F8FF">株式市場初参戦。</font>

以前より参戦を計画していた株式市場に、ついにデビュー。

結果から先に言うと惨敗。完敗。

まぁ当然なのですが。


とりあえず無残な取引履歴を晒して、己への戒めにしたいと思います。


9/16日(金)

インフォコム 4348 JASDAQ
買  09:04  1株 ¥162,000

売  09:45  1株 ¥157,000

-¥5000


なが多 9822 JASDAQ
買  09:13  1,000株 ¥57

売  12:47  1,000株 ¥53

-¥4000


シーマ 7638 JASDAQ
買 10:06  4,000株 ¥37

売 12:37  4,000株 ¥36

-¥4000


ジャストプランニング 4287 JASDAQ
買 12:51 1株 ¥231,000

売 12:55 1株 ¥231,000

+-¥0


計 -¥13000 (手数料含まず)


もう反省する事多過ぎで、何から言えばよいのか分かりません。

とりあえず寄り付きギリに起きて何も調べず臨んだのが一番の失敗でしょうか。

前日に個別銘柄チェック等はしていたものの、

それにこだわり過ぎて市場全体の流れを見てなかったですね。

この日は地合が悪かったみたい・・・。

他にも、なんとなく買いをしたりだとか、ダラダラと株価上がらないのにホールドしてたりだとか・・・。

資金が少ないからこそ人一倍アタマ使わにゃイカンのに、

寝ぼけアタマでテキトーやってたらそりゃダメですわな。


反省反省大反省。

日本海溝より深く反省。


来週は慎重に気合入れて臨みます。



<font color="F8F8FF">無事、これ名人。</font>

初めてバイクに乗ったのは中学生の時だった。

といっても盗んだ原チャリとかいうものではなく、ナンバー無しのモトクロッサーである。

競技用のモデルなので保安部品等が付いて無く、当然公道走行は不可なのだが、

公道で無い所、つまり河川敷やら有料のサーキットなら走る事が出来る。

当然年齢は関係無いので、小学生位のキッズが50ccや80ccのミニモトで走ってる姿を見かけたりもする。

ちなみにこのキッズ達は走ってる姿がラジコンみたいで面白い。


今まで一度もバイクなど乗った事の無い俺が、

こぶし大の石コロがゴロゴロ転がる洗濯板みたいな地形の河川敷で、クラッチ付きの100ccである。

古い4ストミニとはいえ、運転経験ゼロの中坊には少々手強い相手だった。

なんとかギアを繋げる様にはなったものの、なにせそこらじゅう石コロと穴ボコだらけの河川敷である。

エンストしてはコケ、石にぶつかりはコケ、砂にハンドルを取られてはコケ。

しまいにゃ大人達に抜かれ際に跳ね石飛ばされて(ペガサス流星拳みたいだった)

その跳ね石が顔面ヒットしてはコケで、体中アザだらけになったのだが、

俺は走るのを止めなかった。

いや、正確に言うと止めれなかったのだ。

自転車では到底出ない様なスピードが、右手をひねるだけでいとも簡単に出る。

自転車では漕ぐ事すらできない様な砂地を、ぐいぐいと進んで行く。


そして、そして何よりも自由を感じた。

あんなに自由だと感じた事は今までに無かったと思う。

バイクの力に頼ってはいるのだが、そんな事も忘れるくらい風と一体化していた。

シートから腰を浮かして立つと、空を飛んでる気分になれた。

チャリンコ小僧だった自分がひどくバカらしく思えてきた。


その開放感と、チャリしか知らない中坊には驚異的だった走破性に、我を忘れて夢中になった。

コースからどんどん外れ、河川敷の下流に向かってひたすら走っていた。

だが生い茂る木々や深い轍などに行く手を阻まれ、しょうがなく引き返そうとバイクを止め振り向くと・・・。

犬。

英語で言うとドッグね。dog。

ちょっと大きいかな~?

家族連れだな~。

計4匹?

ん~、なんかメッサ睨まれてるんスけど。

そんなに眉間にシワ寄せちゃってさぁ、歯が見えてるよ?

あれ~、コレって割とヤバめな状況かなー?って。

アホな中坊でも流石にわかりましたよそれくらい。

もうね、あの時のスタートダッシュは今の所バイク人生で一番華麗だね。

ホイールスピンしながらカウンター当ててダッシュ。

人間やればできるんだなぁ、って。

犬見た瞬間にアクセル全開でダッシュしましたよ。

こういうのがホントのダッシュだなって思った。

スタートしてすぐ後ろ振り向いた。

もしかして追って来てなかったりして、なーんて考えてもみましたよ。

でもね、人生そんな甘く無いんだよね。

4匹どころか何故か1匹増えて計5匹、しっかり追って来てましたよ。

もうバウンバウン吠えながらね。全速力で。

しかも速ぇーの。

肉食獣に追われる草食獣の気持ちが痛い程解りましたよ。

今の俺はただのエサなんだなって。

コケたらどうなんの俺?

5匹の野犬ですよ?

結構デカいですよ?

こんな河川敷の外れで犬達にあんな事やこんな事されちゃいますか俺?

そんな事マジに考えたら、もうなんかね、切れましたね、脳の配線が。何本か。

中坊には刺激が強過ぎたね。

なんか途中から半ベソかきながら笑っちゃったもん。

人間そうそうリアルに「死」を感じる事は少ないと思うのだが、

それが自分の望まない形でジワジワと押し寄せて来る感覚、

中坊の俺にはとても耐えられる代物ではありませんでした。

もう、ひたすら前を見てやれる限りの事をやって走るしかなかった。

どれぐらい走ったか、ふと我に返って後ろをもう一度見ると、

もう犬達は居なかった・・・。


周りに他の走ってる人達が見えてきた時、

安堵と同時に何か黒いものを自分の中に実感した・・・。

気が付くと体が震えていた。

多分それは恐怖の振るえと、喜びの震えだったと思う。

なんかいけない事を知ってしまった様な気がした。

危険な状況を楽しむ・・・。

これは人間ならではの事ではないだろうか?

自分からライオンに近づくシマウマは居ないだろうし、

ワニがウヨウヨ居る川で泳ぐサルも居ないだろう。

何故人間は、身を危険にさらしてまで快楽を?

しかも性質が悪いのが、どうやら危険が大きければ大きい程快感も増すらしいんだよねぇ。

まぁ当たり前なんだけども。

この恐怖と快感の関係性とかって、すごく調べがいがありそうですね。

とても深いですなぁ・・・。


そして人間、一度知った快楽はとことん突き詰めていきたくなるものです。

全ては必然というかなんというか。

すぐに小排気量車に飽き足らなくなり、公道にも足を伸ばすのです・・・。

ヘタクソなくせして西湘バイパスでふおわkm/h出ちゃう様なバイク乗っちゃったり、

世界ン百台限定のホモロゲバイク買っちゃったりするんですよ。

しかし結局は通勤用にと買ったイタリアンスクーターがしっくり合う模様。

多摩川大橋でGMCの化け物トラックと競ってふふわkm/h出すよりも、

女子を後ろに乗せて芦ノ湖スカイラインを60km/hで走る方が全然気持ちエエ事に気付いてからは、

もう誰が何乗って何してようが全然お構いなしなんですが、

道端に転がって死ぬ輩が多いのなんとかならないでしょうか。

最近やたらと事故を見るんです。

ほんと直後のばかり。

246は交通量の多い幹線道路ではあるけど、ただの直線。

無茶さえしなければそんな大きな事故など起きないと思うんだけど・・・。

こんな所で死ぬもんじゃないですよ。

いくら強気でもトラックには勝てませんて。

2日連続で死体(死にかけかも)見せるなよ・・・。

どっかのバイク雑誌のコラムにもあったけど、

「無事、これ名人」

ですよホント。

俺は小心だから無事なだけだけどねー。


バイク歴13年、事故は一度もありませぬ。

あ、自爆が一回・・・。


ルールは破れどマナーは守れ。

で大丈夫だと思う今日この頃。


う~んべスパGT250ホシィ・・・。