<font color="800080">フゥ、フゥーーゥッ?!</font>
弁当配達で繁華街へと繰り出した時の事。
歩道でバイクを押してる最中、
40代後半のおっちゃん3人と、20代後半の女性1人のグループとすれ違った。
酔っ払ってる模様だったので、ぶつかったら面倒になると思い、やや遠めに間合いを取る。
しかし、おっちゃんの1人がこっちへ急接近。
対応フローチャート緊急作成。
パターンA
いちゃもん系
おっちゃん 「オイこらぁ!歩道バイクで走ってるんじゃねぇよ!」
正確にはバイクを押していたのでは無く、エンジンを止めて乗りながら足で漕いでいた。
緩い下り坂だったので、軽く漕ぐだけでも進んだのだ。
一応歩行者より少し早い程度で周囲に気を使ってはいたのだが、なにせ人の多い繁華街。
こういうケースは当然有り得るだろう。
この場合は相手が喋り終える前に、万遍の笑顔で、
「あ、すいませ~ん」
と一言素早く放ち軽く頭を下げ、
シートからサッと腰を下ろし、素早く押して駆け去る。
推定所要時間3妙。
酔っ払いオヤジのぼやきなんぞ二言も聞きたくねぇんだよ。
パターンB
質問系
実際はこのパターンが殆どだ。
95%はこっちだろう。
派手な服来たケバ目のオバサン二人組に、
「ねぇちょっとオニーさん!○○ってお店知らない?!」
とかわめきながら腕引っ張られて聞かれたりだとか、
すんげーキレイな外人のオネーさん(モデル級)に「○○マンションハドコデスカー?」
ってすんげーキュートな笑顔で聞かれた上に、
丁寧に教えたお礼にもうこれが更にキュート過ぎな笑顔で「テンキュー!」
なんて言われたり。
ってか「テンキュー!」反則!ピ、ピーーーーーッ!!
ずるいよテンキューって言うの!もう!
(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
何で「テ」?「サ」でしょフツー?!(ON)
もう、そのちょっと狙ってハズシてるんだか自然にそう発音しちゃってるだけなんだか分からんけどさぁ、
可愛過ぎなんですよソレ!
それが似合う人はそう居ないんですから!
レアですよ、レアポケモン。
まず外人限定だし。
この「テンキュー」を聴く為に配達やってると言っても過言じゃないですよもう。
チップ要りません、テンキュー下さい。
(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
で、何だっけ?(w
あぁオッサンね。
そのオッサン、道や店を聞いてくるかと思いきや、
店は店なのだが、こんな店を聞いてきた。
オッサン 「ねーねーオニーさん、裸で踊ってる所知らない?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
はいキター。
ええ知ってますとも、そういう所よく配達行きますから。
最初はああいう所コワかったけど、慣れると楽しいね。
すぐさま幾つかのリストを脳内作成。
するとオッサン一言追加。
「男の」
思わず言っちまったじゃねーかよ
「え?」
ってさ。結構マヌケな顔してたぜ俺。
くっそー。
それは想定の範囲外だなオッサンよ~。
俺頭悪いからさー、パターン外のアクションされるとフリーズしちまうんだよ、脳が。
復旧に時間かかるんだからさー、やめてくんないかなそういうのー。
男て。
男が裸で踊る所行くんですかオッサン達?
連れの女の子に「面白い所連れてってやんよ!」とでも豪語しましたか。
続けて、
オッサン 「男が裸で踊る所知らないか?」
とりあえず体勢を立て直しつつ、何とか応対。
俺 「お、男ですか?」(もう笑いを堪えられず超ニヤニヤ)
オッサン 「そう、男だよ男、男が裸で踊る所」(オッサンもニヤニヤ)
何回男って言ってんだよ。(w
俺 「いや~、女性が踊る所ならいくつか知ってるんですけどねぇ~・・・」(ニヤニヤ)
オッサン 「いや~、女はいいよぉ、男が踊る所知らない?」(ニヤ~リ)
俺 「いや~、男が裸で踊る所は・・・いや~知りませんねぇ」(ニヤニヤ)
と、後ろをチラッと見ると、連れの女の子がすんげー引き笑い。
釣られて周りのオッサン達も引き笑いしてた。
オイオイ、どんな絵だよコレ。(w
ってかこのオッサンHGか?
フゥーーーーーゥッ?!
よく見りゃそういう雰囲気あんなー。
顔近づけんな。
新宿行け。
いやぁ、あんなにニヤニヤしながら人と話したのは久し振りだよ。
貴重な経験を有難うございます。
新宿行け。