<font color="F8F8FF">骸骨機械野郎</font>
前作 「セッション9」を観て、
拙者のお気に入り監督にランクインしたブラッド・アンダーソン監督の作品、
「マシニスト」
もうね、このクリスチャン・ベイルの痩せ方見るだけで価値あるよコレ。
まぁ痩せといえばまんまその名の通り「痩せゆく男」があるのだけれども、
あの主人公の痩せっぷり度を超えてますね。
アレもなかなかビックリしましたが、コレはやり過ぎだなと思った。
その非現実的な主人公の個性と、
当たり前の様に非現実を現実として映す監督の撮り方とが合い重なって、
それはそれはもう素敵なホラーサスペンスワールドへレッツトリッピンですよ?
儚さ漂う初秋の夜長にゃもってこいですわ。
また、怖いのだけどもちょっと切ない所もあったりして、
それがまた今の日本の季節感とか拙者の趣向に妙にマッチしたりで評価高。
こういう派手過ぎない、身近で地味なホラーサスペンスは身に染みます。
「身近な悪夢」
自分が撮るべきモノが何なのか、やっと解った様な気がする。