<font color="F8F8FF">神殺し</font>
PS2の
「ワンダと巨像」
を買った。
内容を一言で言うなら、
「神殺し」
いやー、久々のゲームが大当たり。
ドツボです。ブルズアイ。
作り込まれたファンタジックな箱庭世界、映画でいうならばネバーエンディングストーリー。
ネーバーエンディングすとぉーーり~~~あああーあああーあああ~♪
ネバエンディングすとーーぉりぃーー♪
ですよ、ええ。
ああ懐かしいね。
とにかくファンタジーモノが好きな人には堪らんと思いますよ、そこの奥さん。
キイタ?( ゚д゚)オクサン(゚д゚ )アラヤダワァ
ファルコンは居ないが代わりにアグロという名の馬が頼もしい相棒になってくれる。
巨像へ辿りつくまでは結構な長旅なので、移動はもっぱらアグロ頼りだ。
巨像と戦う時も活躍してくれたりする。
ほっとくと寝るけどね。
しかもBGMは自然の音だけ。
ヒューヒューと砂嵐が吹く砂漠をトボトボと巨像目指して進んでると、
なんだかせつなくなってしまったり。
たまんねー。
(´д`)
で、やっとこさ巨像とやらにお目見えしてまたビックリ。
でけぇ、でけぇよ。
多分ネズミから見た人間ってこう見えるんだろなって思ったね。
で、アレに弓と剣だけで挑めと。
コルトパイソンもロケットランチャーもアルテマも無いんですよ。
案の定弓は怒らせたり気を引かせるだけの道具でした。
なんとか体によじ登って剣で弱点プスプスしないと倒れんのですよこのデカブツ共は。
でいざ近づこうとしたら踏まれるは蹴られるは叩かれるわ、
しまいにゃ拡散メガ粒子砲みたいなので砲撃までされる始末。
ゴキブリとか蚊とかボールでビグザムと戦わさせられる連邦軍兵士の気持ちが少し解りました。
この圧倒的存在に挑む感というのはなんかこう人間の奥深い所に有るモノに響くんですよね~。
ゴーストにジンジンとキますね~、えへー。
まさに不可能への挑戦。
巨像に遭遇する度に、「無理、あんなの無理」って言っちゃうもん。
全長100m位ありそうな電気ナマズみたいなのが出てきた時は素で10分途方にくれたぞ。
「俺にあれをどうしろと?」って思ったよ、マジで。
人間の限界っていうか無力感をひしひしと感じました。
しかし、諦めていては先へは進めぬのです。
知恵と勇気を振り搾ってあのバリバリ放電しまくってる大ナマズ野郎の息の根止めにゃイカンのですよ。
脳天抉って湖の底に沈めにゃアカンのですよ!
それも女の為・・・女か。また女か。
そもそも主人公のワンダが何故こんなお馬鹿さんになってしまったかというと、
ワンダがいた村の娘が生贄の儀式で魂を無くして、
その魂を戻せるという祭壇の主と交換条件をしたのだ。
「この世界中に居る巨像共を皆ブッ潰したらその少女を生き返らせてやる」と。
いや~、女の為に命張るってこういう事なんだろね。
恐るべしワンダの少女への想い。
でもバカだよね。
もし自分がワンダの立場だっらたやるだろうなぁ。
俺がバカなのか男がバカなのか。
多分俺もバカだし男もバカだ。
どうやらこのゲームは人間のちっぽけさとか偉大さとか男のバカさを表現してるらしい。
巨像を倒す瞬間の快感とその後の虚しさがまたなんとも言えねっス。
かなり大人向け。
いひ。