<font color="F8F8FF">シュールレアリズム実体験</font>
一方通行を逆走してくるアホタクシーに、
もはや怒りを通り越して哀れみを感じ、笑いすらも感じる今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
俺は笑顔が絶えない毎日を送っております。
配達中の事。
バイクで二段階右折しようと一段階目を終えて止まったら、
横断歩道に寄ってきた(当然だわな)俺に何やらビビッた自転車オバサンに、
腕を摑まれイキナリ怒鳴られる。
大通りに木魂するババアの金切声。
周囲は当然注目。
え?いやあの普通に二段階右・・・
「ホギャー!!ゲギョギョギョギョーーーー!!!」
いやホントにこう聞こえたんですってば。(w
こちらの声は全く聞きません。
いやあのね、十分減速してますよ?
目の前にワンちゃん立ってるでしょ?
斜め後ろに白バイも居るの。
ワンちゃんだらけの大通りの交差点ですよ?
目立つ事しませんから。
横断歩道と車道の間がタイトだからさ、一旦寄るのはしゃーないべ?
一応横断歩道にはカスってもないしさ。
ビビらしちまったのは悪いかもしんないけどさー、そんなキレんなよ。
なんか俺スッゲー悪者じゃんさ。
普通に二段階右折しようとして止まったらさ、イキナリ腕摑まれて「ホゲギョーーー!!」
って片側3車線の大交差点中に響き渡るビッグボリュームでババアに怒鳴られてみ?
もうね、笑うしかなかった。
笑っちゃったよ、もう。
何だろう、これは感情で言う所の「哀」の先だね。
冤罪で死刑にされちゃうかもな人の気持ちがちょびっとだけ解りました。
すげぇ切なかったね。
俺が必死に弁明しようとしても、全く聞かず。
ただ怒鳴り散らして言いたいだけ言って去ってきましたよ。
自分の声が届かぬ無力感と、耳無しババアへの絶望感とが合い重なって、
それはそれはステキな哀愁トランシィワールドへレッツラゴーでした。
はふ。
まぁ結果としてビビらせたのは事実かも知れないのだが、
ごく普通に交通ルールに則って模範的二段階右折しようとした配達の原チャ相手に、
街宣車並の音量で怒鳴り散らすのが都会のマダムってもんなんですかねぇ?
そこでもう哀しさ度がレッドゾーン越えのラム圧加給でVブーストですよ?(ON)
矢田部のテストコースじゃ最高速計れませんから。
ソルトレイクですよソルトレイク。塩、塩の湖!
もうね、そのぐらいのモンスターマシンですからコレ。
でもうニッコニコね。ニッコニコ。
俺の事をギンギン睨みながら去ってくババアに向かって満面の笑み。
ニッッコニコね。ニッッッ~コニコ。
いや~、これはスゴイ発見ですよ。
「度を過ぎた哀しみは笑いになる」
恐怖や怒りも閾値超えると笑うのですが、哀しみまでもとは。
まさか「悲」まで・・・?
なんとも言えぬ感情に酔っていると、一部始終を見てたワンちゃんがこっちへ。
クンクン・・・。
ワンちゃん 「どうしたの?」
俺 「いや、普通に二段階右折を・・・」
ワンちゃん 「・・・まぁ気持ちは解るけどお年寄りだからねぇ、気を付けてね」(慰めるように)
俺 「あ、はい・・・」
(´д`)
同情するなら金をくれ!!
ババアに怒鳴られた事より悔しい・・・。
はんぐぐぐぐぐぅぅぅ~。