<font color="FF0000">ヴァヤ・コン・ディオス</font>
へケヘケプー、モコモコメーン。
というワケでおはようございます。
タイトルはプエルトリコの言葉で、
「神と共に行け」という意味らしいです。
今回観た 「パニッシャー」画中の一句です。
監督はジョナサン・ヘンズリーという人で、
拙者の好きなトラボル太も出てるものだから期待して鑑賞。
まぁ原作がマーヴルコミックだったりするので突っ込みドコロが多々あったりするのですが、
家族親戚皆殺しにされた男の復讐劇に相応しく、派手な大立ち回りを見せてくれます。
しかしまぁなんでしょう、
結局の所古来より伝わりし伝統的正統派アメリカ流復讐劇映画の典型だったりするので、
その手はもうオナカいっぱいごちそうさまな中途半端映画通気取りには正直、
梅酒飲んでフジッコの七目ひじき豆食いながら観てもええんかな?
なんて隙を与えられてるのもまた事実であったりするんですよ。ええ。
だが本作で素晴らしい所は、CG嫌いでアクション映画はスタントマンが命じゃ!
なんて言うガンコオヤジ(監督)がこだわりまくって撮ったアクションシーンの数々。
本物の人間が見せるアクションシーンはやはり緊張感と迫力が違います。
地味なんだけどね。すごーく地味に見えるんだけど、よくよく見るとスゴイのですよ。
結構スゴイ事やってたりするんですよね~。
CG慣れし過ぎた人じゃ解らんだろな、多分。
主人公にはもっと暗さや悲壮感を出してもらいたかったですなぁ。
黙ってグビグビ酒飲んでるだけじゃねぇ・・・。
「復讐劇」
というカテゴリーで拙者の極め付けは
「ブローン・アウェイ」
名優トミー・リー・ジョーンズが出てたり(しかも悪役)するのですが、
復讐劇といっても主人公が悪に正義の鉄槌~!みたいなのでは無く、
主人公が復讐される側の話だったりする。
主人公を逆恨みした爆弾魔が、主人公の同僚や親友を次々と爆殺・・・。
まぁ内容は「スピード」みたいな感じなのですが、
全編に渡ってズシリと重たい空気やら、登場人物達に付きまとう悲壮感は堪りません。
話にIRAが絡んだりしてるのからなのでしょうかね?あの霧がかかった様な独特な陰鬱さは。
暗い話大好きッ子には間違いなくツボかと思われます。
あぼーん。